時期は、3月。
湯河原温泉「懐石旅庵 阿しか里」さんに宿泊してきました。
お部屋の紹介レビューを紹介してきましたが、
今回は、気になるお食事を紹介していきます。
湯河原温泉「阿しか里」のお料理
お食事の時間は、18:00~と18:30~の2つの時間帯から選択が可能です。
お食事処もお庭の見える素敵な場所でスタート。
お子様連れとそうでない方を分けて頂けたのか我々のお食事処は皆さまお子様連れ、隣のお食事処はお一人様やカップルがいらっしゃいました。
お庭を見えるカウンター席もあり、こちらはお一人様用かと思います。
二十四節気の懐石料理
季節の移ろいに恵まれた日本の気候は、立春から大寒までの二十四節気。
引用:阿しか里公式
阿しか里の懐石料理は、真鶴港、福浦港、相模湾水揚げの新鮮な海の幸、
足柄、相模原、三島の大地、空気に育まれた畑山の幸を中心に、
全国の選りすぐりの旬の味覚、四季折々を織り込んだ、繊細で贅沢な至極のお料理です。
日本の季節の移ろいと旬の食材を大事にされているのが伝わってきますね。
食事をしていても口の中で四季を感じることが出来ました。
又、地物を大事にしており地物の中でも一級品の食材を使用していますね。
お夕食
早速お食事スタートです。
先付・旬彩
- 右小鉢…明石飯蛸春菜サラダ(うるい、菊花、クレソン、わらび)
- 左前菜…蛤の時雨煮とウドの白煮、白魚の磯辺揚げ、えんどう豆腐、蟹の握り
甘エビ糀漬け、本鱒小袖巻き、ゆり根団子、地鯵のびる和え
ホタルイカと筍の木の芽味噌掛け
飯蛸やうるい、白魚、ゆり根、本鱒、ホタルイカなどなど、旬の食材オンパレードでスタートしたので前菜の時点でわくわくが加速しました。
どれも手が込んでいて舌と目で味わえる前菜盛りでした!
ぼくちんの飲み物は、お部屋でビール飲んでたのでいきなり日本酒からのスタートです。
鍋・お凌ぎ
- お凌ぎ(お椀の方です)…ふきと玉蕗のとうご飯、エゾ鮑酒煮
- 養生鍋…スッポンとフカヒレの卵豆腐、鳥骨鶏(うこっけい)と人参の合わせ出汁
ごぼう、水菜、大根
お凌ぎ、椀物でスッポンとフカヒレと高級食材が現れました!!
鳥骨鶏出汁が身体に染みわたります。
日本酒が進んでしまいました。
お造り
お造り…トロ、鯛松川造り、車エビ、菜の花昆布締め、枝豆寄せ
トロが美味しい! 厳選されたトロだと実感!
鯛の松川造りはお塩でも美味しく頂けますね。 旬の菜の花も昆布締め昆布巻きと手間がかかっていらっしゃる。
鉢肴と温物
- 鉢肴(写真右)…アイナメ酪花残雪焼、つぶ貝汐煮、アスパラ
- 温物(写真左)…サワラかぶら蒸し、江戸木綿よもぎ麩、こごみ、べっこう餡、山葵
残雪焼きとは、またマイナーな焼き物です。
ぼくちんも初めてでしたが、クリームチーズと味噌のようなまた濃厚な感じです。
初春の雪解け時期、残った雪のように見立てる旬のお料理なんでしょうね。
温物も旬食材です。サワラを使ってかぶら蒸しです!こごみと山菜が入るところも春を感じます。
台の物
足柄牛叩き造り、三島とまとソース、新玉と新じゃがいものマッシュ、ホワイトセロリ
ここで地物を謳うお料理。
神奈川県足柄の和牛ですね。
旅行客が喜ぶのは地物食材を使ってくれることですね。 三島も「三島野菜」と地元で言われ飲食店でも好んで使われるほど野菜が新鮮でおいしいらしいですね。
お肉のうま味を率いたてるほど美味しいとまとソースでした!!
食事・香の物・留椀
和食コースでは定番のメイン、「ごはんと香の物とお椀」、日本食の原点であり、王道のメイン料理です。
香の物は、浅漬けきゅうりと赤しば漬け、奈良漬けです。
ご飯は、ふっくら。
汁物は、赤だしでビシッとしまりますね!!
あぶら揚げも焼きたカリカリ、細かいところも手間をかけてくれてます。
デザート
最後の最後まで手間をかけた料理です。
このパウンドケーキは、甘すぎずふわふわに仕上がっていて最高でした!
お朝食
朝食は、こんな感じ。
「ごはん・あさり味噌汁・香の物・焼き物・トロお造り・小鉢盛り合わせ・青さ海苔・饅頭庵掛け・卵・ヨーグルト」
焼き物は、エボ鯛・シャケ・西京焼き
卵は、生か焼き と選択可能です。
量も丁度良くお腹いっぱいになるくらい、朝なので栄養バランスもとれた美味しい朝食でした。
(トロが夕食と同じトロだったらと思うのは贅沢言いすぎですね(笑))
まとめ
今回は、湯河原温泉「懐石旅庵 阿しか里」の食事記録でした。
別記事にてお部屋・サービス編の紹介もさせて頂いております。
阿しか里さんは、私の料理人の知人(wakamame.com)も訪れたことがあるみたいですが、
手間をかけた美味しいお料理だったと言ってました。
旅行には美味しい食事が欠かせないと思う方の参考になれば幸いです。
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