「使えそうなものはすぐに捨てるのは勿体ない!」、貧しい国であった日本戦後の名残なのでしょう。
経済発展を遂げ、今や物がありふれている世の中であります。
タンスの中、机の中に仕舞っておいてもずーーっと使っていないものありますよね。
一時期ブームとなった【断捨離】、流行りにのって「断捨離しよう!!」としても、
これは、いつか使うかも、、、
捨てた後に後悔するのが怖いわ、、、
みなさんの「もったいない」って言葉は、日本の生活には定着して育っているはずです。
考えたことありますか?その勿体ないから残している物で使っているスペースも勿体ないのです。
- 「結局使わないまま残してあったり」
- 「使わないまま劣化してしまったり」
そんな経験あると思います。
自分に本当に必要なものの中で生活することで人生も大きく変わります。
今回は、「要らないものを捨てる」「断捨離」「捨てられない」をテーマにお話ししていきます。
断捨離のメリット
断捨離は、不要なものを処分し物への執着から離れようとする思考のことを言うそうです。
断捨離を行うことで部屋にスペースが生まれるだけでなく、心の整理が付くというメリットもあります。物への執着心が薄くなることで心は穏やかになります。
【本当に今必要なもので生活する自分】と【特になくてもいい物の中で生活する自分】では、大きく変わってくるはずです。
要らないものの中でも、お金に変えられるものもあると思います。要らないものをお金に変えることで「今」の為になる事に使えるはずです。
なぜ捨てられない?
なぜ捨てられないのでしょうか?
「自分がお金を掛けて時間を掛けて買ったものだから?」
「その物が好きだから?」
捨てないものと捨てるものは、紙一重です。捨てるものは捨てる理由があるからで、捨てないものはすてない理由があるから、
その理由にポイントがあります。
例えば、「きっといつか使う」と不明確な理由では、いつまで経っても捨てることは出来ないでしょう。
なぜなら、どんな物にも「きっといつか使う」って言えますからね。
必要なものには明確な目的があります。その物の目的を考えてみて下さい。
要る物、要らない物
- 「仕事で使う」
- 「日々使っている」
- 「このような時に必要なもの」
という様に、はっきりと「用途」をすぐに言える物かそれとも言えないものかでいくつか分別してみましょう。
努力の為の道具
英会話の為やパソコン関係の教材や参考書など。
「また勉強するかも」と思って取ってあるものは、ほとんど使いません。
将来の自分を否定しているようで気が引けますが、捨てないのであれば「かも」ではなくせめて今日から勉強してください。
今使っていなくて何ヵ月もそのままであればそれは要らないものです。
いつか役に立つと思っている物
「いつか使える」「いつか役に立つだろう」と思って取っているもので数か月・数年経っているものは、今後も使うことはないでしょう。
それは、要らないものです。
緊急時に使う物又は生活に支障が出る物は除く
災害時や停電時など緊急の時の為に取ってあるものは、除外です。
懐中電灯やブルーシート、かんぱんなどです。
又、頻繁には使わないが年に数回使う調理器具(もんじゃ焼きのへらや裏ごし)など、いざという時に無いと支障が出るものは、要らないものではありません。
どちらか迷った物は一度奥に仕舞ってみて下さい。それで生活に支障が出なかったら要らないものになります。
高価なもの
買ったときに高かったものって、捨てずらいですよね。
しかし、値段は一度忘れて頂きたい。断捨離したいのであればまずは安かった・高かったではなく今使う目的・理由があるか無いかです。
高価なものは、お金に変える手段もあります。「今使っている物」と「明確な使用目的がある物(喪服や冠婚葬祭の真珠のネックレスなど)」は要るものです。ピックアップして、値段で左右されるなら捨てるのではなく、今使える「お金」に変えるのも手段です。「今」に役立てましょう。
高価な物でも、段々価値が下がっていきます。 価値が下がりにくい物・価値が上がる物もありますが、大抵は使わないものは価値がなくなる前に売るべきです。
「今売ると10万円の物が3年後には、1万円の価値になる事もあります。」
メルカリなどのフリマアプリや買取業者などお金に変える手段はいくつかあります。
貰い物・プレゼント
頂いたものプレゼントって捨てずらいですよね。
使ってますか?貰ったものでも使わないと要らないものとおなじです。
贈ってくれた気持ちに感謝して、使わないのであれば処分しましょう。
断捨離のコツ
断捨離ができないという人は、物にそれだけ愛着が湧いている証拠です。物を大切にするとてもやさしい人ということです。
しかし、物が溢れている現代社会では、生活スペースに影響も出てきます。物が多くなりすぎて来たら「断捨離」をすることをおススメします。
「断捨離しよう」と言っても、続かなかったり・何からしたらいいかわからなかったり、なかなかうまくいかないもの。しかし、焦る必要はありません。
いくつか断捨離のコツをご紹介しますので少しずつ熟していきましょう。
捨てることが悪いと思うといつまでも断捨離できない
断捨離できない人の心理では、「物がかわいそう」と心の奥底で考えてしまっている自分がいます。
それではいつまでも断捨離できませんし、無理して物を捨てていくと精神的負担にもなります。
無理して捨てなくていいのです。でも断捨離はしたと思う気持ちがあるなら、
少しずつでいいのです。「この子は役目をはたしてくれた」「ありがとう」と思えるものから捨てていきましょう。
細かい物から捨てる
普通に生活していると物が増えていく時代、街を歩けばティッシュは配られ、コンビニで箸を貰え、様々なパンフレットやチラシが投函されます。
そんな細かいものからで構いません。要らない物と要る物を選別していきましょう。
まずは、要らないものを「捨てる」という行為を進めることが大切です。
一年間使わなかったものは捨てる【ポイント】
ここから断捨離としてのレベルが上がります。
一年間使っていないものを捨てていくと自然に断捨離できます。これが出来るあなたは、断捨離に心配はありません。
例えば、流行りの終わった洋服で今シーズンで来ていないものは次回シーズンも切る事はないでしょう。
「1年間使っていないものは捨てる」というルールを自分の中で決めて断捨離を実践してみて下さい。
捨てるのではなく「売る」
「捨てる」ということに抵抗がある場合は、不要なものを「売る」という手段もあります。
美容グッズやブランド品は予想以上の価格が付く場合もあります。
使わないものを「今」使える「お金」に変えることができるのでおススメです。
そのお金を今必要なものに使うことも出来ます。
捨てるのは「物がかわいそう」と思う人にとって物を売って誰かにまた使ってもらえるのであれば、捨てるより気が楽だと思います。
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まとめ
断捨離に関してコツやポイントをご説明しましたが、
断捨離が出来たら、繰り返し物が増えすぎることを抑える必要もあります。
「物を買う時に本当に必要なものか」、「なにがどのように必要なのか」、「使う予定が一回だけならほかのもので代用できないのか」の目的と計画を持って物を買うといいでしょう。
一回きりの目的ならそれはいずれ「要らないもの」に変わってしまう可能性が大きいです。
一度立ち止まって考えてみたら色んな考え方が出来るはず。
周りを本当に自分に必要なもので囲みましょう。そうすることで自分の人生も大きく変わります。
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