パートナーとの楽しい同棲生活。しかし現実は厳しい話元々は「赤の他人」。好みはもちろん、生活スタイルも違う二人が一緒に暮らすことはとっても大変なことなのです。
今までデートで会っていただけの関係から「生活」が加わるということは、「お金」というワードも自然とセットで付いてきます。
しかしながら、二人で暮らせば電気・ガス・水道・家賃など一人暮らしよりも負担を抑えられるメリットもあります。
今回は、バツイチのち再婚子持ちの主が(笑) 一緒に生活する家計分担や同棲をするに当たって考えておかなければいけないことについてお話しします。
二人で生活する時のお金の上手な使い方までお話しするので是非参考にしてみて下さい。
環境を理解し合う
生活には、お金が掛かります。
「家賃」・「水道ガス電気」・「食費」・「通信費」
収入の格差もある世の中です。
共に働いている場合を前提としますが、どちらかの給与が多い場合もありますし、同じくらいの収入の場合もあります。
「生活を共にする」時点でいきなりにも「違い」が生まれてしまうのが事実。
いきなり別れてしまう話をしたくはありませんが、上手に折半しないともし仮に離れ離れになった時に揉め事が起こる可能性もあります。
お金は、現代社会における「力」であり、その人の対価です。
お金のトラブルは大きいので極力避けるべきであり、今後のことを考えると「お金」に関してもうまくバランスを取れる人と一緒になりたいですよね。
まずは、二人になったときの環境を話し合うのが第一です。
住まい【同棲の平均家賃は?】
一人暮らしの家賃目安は、給与の四分一から三分の一程度とされています。
同棲になっても折半するのであれば、二人の所得を合わせて総所得として計算します。
三分の一を超えると生活費を圧迫してしまいますし、入居時の審査で成約しずらくなります。
※ここでの給与は「手取り」の収入金額であるということを注意してください。
例) 彼の手取り23万円、彼女の手取り23万円なら、総所得46万円。約15万円の家賃の家までが目安になります。
どちらかの給与が少ない場合は?
又、どちらかの給与が低い場合は、基本的には低い方の給与に合わせた家賃設定をするのがいいでしょう。
どちらかの生活が厳しくなるのはいけません。
もしせっかくならもう少し広くていい家に住みたいという意見があれば、給与が高い方が多めに払うことをしっかり話す必要があります。しっかりと合意の上進めましょう。
基本は、給与の低い方に合わせた家賃設定で支払い金額がずれる場合は、今後毎月の固定費になるのでしっかりと話し合いましょう。
その場合は、下記の「支出項目ごとに負担者を分ける方法」がベストです。
家賃手当ては??
最終的には、話し合えればいいのですが、
迷うのは、どちらかの会社から家賃手当てがでるパターンです。
家賃支払いに充てるのであれば、手当てを貰う方が月々多く家賃を払うことになります。元は、「会社が家賃を負担してくれている」のが家賃手当てですが、感覚的にどちらかの毎月の負担金額が多くなるのはのちに亀裂が入ることもあります。もし別れてしまうことになれば「家賃手当ては自分の給料から出ている」「自分がこの会社に存続しているからもらえた手当だ」と肯定づけてしまいがちです。
もし先が見えずになんとなく同棲するのであれば、家賃手当ては貰った側の給与として考える方がいいでしょう。
給与に差があるのであれば少ないほうが家賃手当てを貰えるように契約者になるのも手段ですし、しっかりと話し合うことが大切です。
基本「家賃手当て」は給与の一部という考えがいいでしょう。その分お土産やプレゼントなど物に変えてあげるくらいの方がいいです。
今後も結婚まで考えているのであれば、しっかり話合いお互いの納得いく形で家賃手当てを使うのがいいでしょう。
同棲の生活費を上手に管理
総務省の統計データでは、二人以上の世帯と単身世帯では、食費などの一人あたりの支出の負担は、二人以上の世帯の方が減少傾向にあるそうです。
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003424593
二人分の生活費なので金額は大きくなったように見えますが、折半すると食費・水道代・ガス代など一人あたりの生活費は一人暮らしより減少します。
給与の差もある世の中ですが、この家賃を含めた「生活費」をどのように折半するべきかいくつか手段をお話ししてきます。
各支出項目で折半する方法
それぞれの負担が明確になり、平等に負担することが可能です。
もし仮に将来同棲生活が解消されても「自分が多く払っていた!!」と言う揉め事にもなりません。
しかし、デメリットもあります。 資金勘定やお金のやり取りに手間がかかるという点です。
二人の口座を作る方法
二人で家賃などの固定費とガス水道電気などの変動費を大体の計算をして一定金額を二人の口座に入金、そこから引き落としにする方法です。
- 「足りない場合は、折半して多めにまた入金」
- 「余った場合は、次の月の振込を余った分差し引いて入金(繰り越し)」
- 「将来同棲生活解消の場合は、余りの残高はきっちり折半」
といったルール付けがポイントになる方法ではありますが、最初に月の生活費を入金してそこからすべての生活費を管理できるので、それぞれの嗜好品や娯楽に惜しみなく自己責任で使うことができます。
支出項目ごとに負担者を分ける方法
例えば、「家賃を多めに負担」する方と「家賃少しとその他水道・電気・ガス・ネット通信費諸々を負担」する方を分けて「毎回の食費は折半」と言ったように支出項目ごとに振り分ける方法です。
収入に極端な差があるカップルには一番適しています。
変動費ならプランを選んだり、水道ガス電気は節約が効くので収入が低い方の負担を減らすことも出来ます。
収入と二人の生活バランスの取りやすい方法ではあります。
【まとめ】同棲は二人でしっかり話して決めよう
同棲は、価値観の違う誰かと暮らすいうことを忘れないで頂きたい。
出来るだけ「きっちり折半」が基本ではありますが、収入に差があるのは現実です。
しっかりと話し合ってお互いの生活や気持ちのバランスの取れた支出の折半をしてもらいたい。
これから性をともにする中になるのであれば、尚更です。
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