時期は、6月。季節は梅雨時期の初夏になります。
河津七滝「水鞠 -MIZUMARI- 」さんに宿泊してきました。
別ページにてお部屋の紹介レビューを紹介してます。
続きまして、気になるお食事を紹介していきます。
河津七滝「水鞠 -MIZUMARI- 」のお食事
”伊豆の山海の幸をいただく懐石料理が自慢”と謳われているだけあって、
河津七滝「水鞠 -MIZUMARI- 」さんの食事は厳選された地物食材と手の込んだ懐石料理を楽しめます。
ご夕食は、18:00~と18:30~の2部の時間を選択できます。
そして夕食・朝食共にお部屋での食事になります。
お子さんが居るとお部屋で人目を気にせず食べることができますし、
カップルでもお一人様でもゆったりと食事を進めることができますね。
ご夕食
早速お食事スタートです。
当日は、地元の猟師さんがいい鹿を取ったらしく焼物料理を「鹿肉」か「黒むつ」で選択可能でした。 ここは迷わず「鹿肉」!!
前菜
- 芋茎 才巻海老 きゅうり 胡麻和え
- えんどう豆豆腐 鮑酒蒸し 揚げ新生姜
- イサキの唐揚げ 香味卸
- サザエの雲丹クリーム焼き
- 青梅蜜煮
芋茎、イサキなど旬の食材から鮑、サザエなど夏の貝類を先取りして使ってくれてます。
旬の食材にこだわっているのが前菜から伝わってきますね。
前菜から高級食材が出てくるとテンション上がります。
※飲み物は、大体の物は飲み放題でプレミアランクの物(シャンパンとか)だけ有料でした。
ぼくちんは、もちろん瓶ビールからスタートです。
椀物
- 赤穂鯛真丈 独活 焼き椎茸 鞘いんげん
お次は、椀物ですね。(手がすみません。(笑))
王道ですが、真丈! 美味しいお出汁に香り付けはしいたけですかね?焼いたしいたけの香りがお椀を開けてふわっと広がります。
ここでも山菜、独活(ウド)の登場です。 普段食べれない食材はホントにうれしいですね。
お造り
- 石鯛 あおり烏賊 藻塩 山葵茎醤油漬け つま一式
懐石らしく?2点盛りですね。
石鯛もいいですが、あおり烏賊の隠し包丁が細かく入っていてとても柔らかかったです。
焼物
- 伊豆鹿 大蒜醤油焼き
噛めば噛むほど旨味が出てくる!
まさに熟成した上質ベーコンみたいな感じ(言い方悪いかな?(笑))!
仕留めてからすぐに丁寧に血抜きしているらしく臭みもない! 地物ならではのおいしさかもしれませんね。
お凌ぎ
鰻 白焼き手巻き寿司 ワサビ
すみません。 料理に夢中で写真忘れました(笑)
一口サイズの手巻き寿司なのでパクリッといってしまいました(笑)
鰻は、とても柔らかかったので関東式のうなぎの調理法で長時間蒸して骨まで柔らかくするタイプですね。
そこに本わさびの香りと味で鰻の脂もキュッと締まる感じ!
醤油なしで楽しめました。
炊合わせ
- 桜エビの飛龍頭 小蕪 モロッコ隠元 針生姜
伊豆と言えば【桜エビ】と言われるくらい有名になってますが、
王道過ぎるので生で出されるよりこっちのが好みです。 しっかり桜エビの風味と旨味を生かした「飛龍頭」美味しいです。
強肴
伊豆牛ともさんかくのグリル 季節野菜 山葵茎酢漬け 新玉ねぎソース
味は言うまでもありませんが、地物ブランド牛をコースに組み入れてくれるのはうれしいですね。
季節野菜も地物中心に美味しい野菜。 ここでも地物山葵を酢漬けで出してくれました。
写真右下の小鉢白いものは、新玉ねぎのソースです。伊豆牛に合わせた自家製です。
食事
- 浅利と新生姜のご飯
- 赤出汁 かごめ昆布のとろろ さらし葱
- 香の物
和食コース定番の一汁三菜で食事は〆です。
赤出汁味噌はやはりお出汁が決めてになると聞きましたが、丁寧に取られたお出汁だと一口でわかります。
ご飯は旬の浅利を使って新生姜のご飯! 最高です。
酔いが覚めるくらい美味しいです。
甘味
- 抹茶のパルフェ 下田産枇杷 自家製寒天
こだわる和食コースはデザートまでこだわりますね。
抹茶のパルフェです。 下田産の枇杷は、コンポートのように甘く煮込んでありました。
お好みでソースを出されたのですが、たぶん洋酒ですね(聴くの忘れました)。
味的には、コアントローかイエガーのような甘味強めのデザート酒です。
妻は授乳中でもあるので、ノンアルコールの蜜を出してくれました。
赤ちゃんの食事サービス
赤ちゃん用で一緒にお食事を出してくれます。
今回はこんな感じ
白米・おうどん・わかめ・子供用お麩・ふりかけ
1歳くらいでは平均の離乳食ですね。
うちの子はまだおかゆ状にしているので、少し柔らかくしてもらいたかったのですが、多分要望で全然応えてくれると思います。
今回は、とにかくこの美味しいお出汁で作ったおうどんが好きだったらしく、間食しました!
塩分濃度も結構薄めなので安心の味付けです。
お朝食
お朝食はこんな感じでした。
- ご飯・香の物・おかか・本わさび(わさび丼用)・お椀
- お浸し・豆腐ジャコ・大豆昆布の煮つけ・鴨ロース
- 出汁巻き・あまごの塩焼き
- 洋風炊き合わせ(ペコロス・ジビエ・新じゃが)
おススメで紹介されたのが山葵丼です。
朝食の準備中に出されて自分で擦ってもらうスタイルです。
個人的に気に入ったのが、ジビエの炊き合わせです。
山の幸ならではですね。 これが朝食に出るところは中々ありません。
今回は、旬の新じゃがいもとペコロス・お肉は多分鹿肉の筋の部分です。
しかし長時間煮込んであるので筋も気になりません。多分、お夕食で食べた鹿肉の筋肉ですね^^
お出汁にローズマリーと胡椒で良い香り! 美味でした!!!
まとめ
今回は、河津七滝「水鞠 -MIZUMARI- 」の食事記録でした。
別記事にてお部屋・サービス編の紹介もさせて頂いております。
厳選された地物の食材に手の込んだ懐石料理、食事部門も大満足の旅館さんでした。
旅行で食事も重視している方、是非参考にしてみて下さい。
コメント