夫婦とは、一生を共にする「人生のパートナー」。夫婦仲に亀裂が入ると家庭内環境は一気に悪くなります。
居心地も悪くなるのはもちろん、毎日が苦痛に思えてくることもあるかもしれません。
既に円満家庭の方は、すぐにこのページを消してもらって構いません。そうでない方、嫌でもどうせ一緒にいるならすこしでも楽しく過ごせた方がいいですよね。
今回は、仲のいい夫婦を作るためには何が大切なのか、これから結婚を考える方や新婚夫婦の方に向けて、バツイチ再婚、現夫婦円満の「ぼくちん」がお話します。
※夜の営みの話は一旦置いといて、という程で話します。
最近、娘が生まれました!!
なぜ夫婦仲が悪くなるのか?
仲が悪くなるのには、必ず原因があります。そしてきっかけがあります。
「金銭的問題で生活が苦しい中、どちらかが欲に負けて無駄な買い物をしたり」
「旦那が子育てや家事をなにもしなかったり」
「なんでも話せる中だから信頼しているからという理由から思いが空回りして心のどこかで何を言ってもOKと思ってしまっている」
様々な原因があって、あるきっかけでどちらかの感情が爆発してしまします。
お金がなくても幸せに暮らせている夫婦もいますし、旦那が子育て家事をしなくても「頑張って稼いできてくれているから仕方ない」というバランスの取れた夫婦も私の知人にはいました。
一般的に言う原因は、直接的に治すところではなく、もっと根本的に考えなければいけないところがあると私は考えます。
理想が邪魔をする
一生一緒にいる人だからこそ!こんな人がいいなぁ。
私としての理想の妻のあり方は…。
結婚にしろ恋愛にしろ、「こんな人が理想!」とか「彼の理想の妻にならなくちゃ!」というのは、人なので誰しもが考えてしまうことです。
テレビドラマや芸能人の私生活を目にしているとその理想はより高まるでしょう。
「夢を見るな!」と言いたいわけではありません。ただその理想があなたの夫婦仲を悪くしている可能性があるのです。
元は赤の他人ということ忘れていませんか?
人と人は、元は名前も存在も知らない赤の他人です。
そんな二人がなんかをきっかけに出会って、恋に落ちて、結婚をします。
生まれた時期も違えば、育ってきた地域も違いますし、接してきた周りの人も遺伝子も違います。
そんな二人の性格が一致することなんて、ドラマではありませんがまさに「運命」というものなのでしょう。
元々は、違う人間なので価値観や性格が合わないことは、当たり前。
その中で強い理想なんて持ってしまった日には、相手に減滅の気持ちを持ってしまう可能性もあるのです。
自分の理想を相手に押し付けてませんか?
理想は、誰しもが持つものです。
しかしその理想を育ちが違うパートナーに押し付けるのは、違っています。
まずは全く違う考えの人間であると思うことが大切です。
例えば「記念日を覚えているのが当たり前!」なのは自分自身だけかもしれません。
それを当たり前として、喧嘩するもの勿体ない。相手に取って記念日は元気で事故もないのであればさほど重要なことではないかもしれません。
もっと言うと記念日を基準に仲が悪くなったり破局するのも悲しくないでしょうか?
相手の理想に近づけようと頑張りすぎてませんか?
その理想に近づけようと努力することも大切なことで、
それが寄り添うということです。しかし頑張りすぎは自分だけを傷つけてしまいます。
相手の理想の自分になれなかった時のストレス、常に気を使っていないといけないことへの緊張感もストレスに繋がります。
理想をキープすることが目標になっていく
仮に「互いに理想を求め、互いに理想になろうと努力した」としましょう。
互いに理想を追い求める関係になるとパートナーとして認め合う関係から評価し合う関係に変わっていきます。
評価し合う関係になると監視や管理されている感情が生まれ夫婦生活にリラックスや穏やかさがなくなります。
上手く自分の又は相手の理想になれなくて、いくつか不平不満が積み重なった時、それが言葉や態度に出てしまえば、相手に圧力をかけることになるでしょう。
夫婦円満の秘訣
強い理想は時に夫婦仲を悪くすることを説明しましたが、
かといって「理想なんて持たないで、それぞれ自分のやりたいようにやるべき!」といっているわけでもありません。
そうであるならもはや、人生のパートナーは要らないでしょう。
独身貴族で居るべきです。
では、夫婦円満の為にはなにをきをつけたらいいのでしょう。
ここから夫婦円満の秘訣についてお話していきます。
大事なのは行動ではなく考え方です。考え方が変われば自然と行動も変わります。
考え方のポイントは以下です。
理想は二人で作るもの【話し合い】
理想の関係は、二人で作るものです。
どちらか片方の理想に合わせるのではなく、二人で築き上げて下さい。
例えていうのであれば、話し合いです。
「性格の不一致」は当たり前を忘れない
話合う上で、上記で説明した「性格の不一致」は当たり前だということをお互い忘れないことが大切です。
自分の当たり前をパートナーに押し付けではいけません。 一から話し合うことが大切です。
相手が「私はこう思う」という意見を一度受け止めてみて下さい。
いきなり「それは違う!」と真っ向から否定するのではなく、「そういう考えもあるんだ」と一度受け止めてみて下さい。
「さっきの話だけど、そういう考えも良いと思う!ちなみに僕はこう考えるんだけどどう思う?」
いきなり否定されるより、一度肯定してあげて下さい。いきなり全否定されるより気持ちは良いと思います。
これは旦那だけではなく、お互いが一度受け止めてあげることが大切です。
今ある物を大切にする
最後に人生のパートナーと決めた相手、大切にしてあげて下さい。
自分が辛いことを経験すると「僕が一番つらいのに」とか「私ばかりなんで」と思っていってしまいます。みんな大変な思いをしているのです。
旦那は会社で頭を下げて、役職が付いていれば責任を負って、炎天下の中動き回る人もいるでしょう。
妻は目を離したら大けがをするかもしれない子供から目が離せず。旦那が気持ちよく部屋で過ごせるように掃除をしたり、料理をしたり、近所付き合いもあると思います。
何か大変な時は自分しか見れなくなってくるのが自然かもしれません。
人生のパートナーのことを相手の気持ちになって考えてみて下さい。 自分勝手に動いたり、パートナーを自分の価値観だけで否定した。たったそれだけで、家族関係が崩れたり、家族が壊れたりするくらいなら、仕事や家事が大変でも少し相手の気持ちになるだけ方がずっと「楽」です。
その方が、家族は幸せの方向に進むはずです。
新しい理想を求めるより今あるもの(家族)を大切にして下さい。
[まとめ]いつまでも円満な夫婦を目指しましょう
- 細かいことまで話し合いをすること
- 「性格の不一致」は当たり前を忘れない
- 少しでも相手の気持ちになってみる
- 強い理想は必要ない
夫婦仲を悪化させる原因だけを追究するのではなく、根本的なこの4点を大切にしてみて下さい。
それが出来た後でそれぞれ一人になれる時間も作ってみるのも良いでしょう。
たまには、「羽を伸ばせる時間」も必要です。
子供がいるのであれば今日は旦那が一人で面倒を見る日を作ったりするのも一つの手段です。
その間に羽を伸ばせた妻が今度は旦那に「羽を伸ばしておいで」って気持ちよく言える日が来るでしょう。
これから結婚を考える方や新婚の方、もちろん結婚生活中の方にも参考になれたら幸いです。
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