よく話をしていて相手の返事に「ん?」と疑問を覚えたり、こちら側がスムーズな会話を望んでいるのになんで?と思ってしまった経験ありませんか?
流石にわざと論点をずらして相手を困惑させている人はいないでしょう。あからさまに話をずらしているのであれば「なにか隠している?」と思うのが自然です。
しかし、いくら話していても「なんでその返し方?」と思わされる相手もいます。
意図的ではなく、無意識でそうなってしまっている、そして自分自身でも話した後に「やってしまった」と理解して困っている人もいます。
今回は、論点がズレてしまう人の特徴とその接し方について話します。
もしかしたら、大きな病を持っている人もいるかもしれません。
論点がズレてしまう人の特徴は?
自己主張が強い
一つの話題に対して自分の話したいことを先に考えてしまうといったところでしょう。
例えば「明日の夜って暇?」という質問に対して、「昨日から体調が悪くて、心配かけてごめんねー」といったところでしょうか。
友人の体調が悪いことには心配はしますが、一つ二つ会話が飛んでいる気もします。
自己主張が強くて自分の中では体調が悪いから心配してくれているという解釈まで進んでしまっているのです。
質問に対して自分の中で連想した全く違う出来事の話を急にしてしまうケースもあります。
対人関係のコツが掴めていない場合やコミュニケーション能力に欠けるケースもあります。
几帳面な人やせっかちな人は、こういった会話にはひどくストレスを感じてしまう場合があります。
このような付き合いは、交渉事を避けて付き合っていくのも一つの手段です。
話したいことが沢山ある
自己主張が強い人に近い部分がありますが、
話したいことが頭の中に山ほど浮かんできてしまう人も論点がズレていく可能性があります。
つまり「おしゃべりな人」です。
話したいことが沢山ありすぎて質問に答えてくれる時もありますが、
話したい欲求が勝ってしまい関係ない話まで突っ込んできてしまいます。
人の事を考えずに話を広げていってしまいます。
ズレてしまったら毎回さりげなく会話を戻してあげると話は少しずつ進んでいくでしょう。
論理的に話ができない
論理的にスムーズに話を進めることが出来る人は、多くの人が目指す人間像です。
論理的に話せない人は、論点がズレてしまうことが多いです。
論理的には、「きちんと筋道を立てて考えるさま」という意味があり。論理は、会話や議論の道筋・考えといった会話をスムーズに進めるのに大切なことです。
道筋に沿った会話が出来ない人は、どんどん論点からずれて行ってしまいます。
少しでもズレたら、相手の話も聞き入れつつ相手に「話がズレてるよ」と教えてあげたり、さりげなく話を戻してあげるといいでしょう。
話し下手
相手に言いたいことを伝えるのが苦手でどちらかというと早口な人です。
こういう人は、しゃべるスピードと頭の中で気持ちや考えを文字に変換するスピードがあっていなくて、焦ったような口調になってしまいます。
人間関係でも損をしたり困っている場面が多いはずです。
自分でももどかしさを覚えていると思います。 まずは、落ち着てしゃべらせてあげるためにこっち側がゆっくりと相槌を返してあげたり、「ゆっくりでも大丈夫だよー」って言ってあげるのも一つの手段かと思います。
中には、発達障害の可能性も?!
アスペルガー症候群といった学習障害や発達障害の人は、会話が上手く出来ず正しい答えが返ってきません。
彼らにとっては、「質問を正しく受け取ることができない」という特徴があるのです。
相手の気持ち察することはできないのですが、当人は意味をわかっているつもりでいます。
障害者の対応は、専門家やお医者さんの意見を聞いて対応するのが一番でしょう。
まとめ
人間は皆、人それぞれで能力も違えば知識も思考も違っています。
知っていることでも経験の仕方で内容も違ってくることもあるでしょう。
論点がズレてしまう人にも責任はありますし、問う側の質問力や人間性にも責任はあります。
問う側の対策としてはズレた論点をさりげなく元に戻してあげたり、「ズレてるよ」と指摘してあげるのも相手の為になります。
論点がズレている人も今まで苦い経験をしたことが沢山あるかと思います。
自分でも気づいている人もいるでしょうし、全く気付いていない人もいるかと思います。
自分でコミュニケーションセミナーに通ってみるのも論点がズレる人が出来る対策の一つです。
コミュニケーションセミナーへの参加
論点がズレてしまっている人はこんなイメージが付いてしまいがちです。
- 頭が悪い。
- 自分のことしか考えていない人。
- 発達障害を持っている?
- 言葉が通じない人。
論点がズレていると人間関係で損をしたり困ってしまうことが多々あると思います。
そういった方には、コミュニケーションセミナーが有力な改善策です。
会話やコミュニケーションは、トレーニングで上達していきます。
意識して回数を増やすことで論点も合っていきます。
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